沖縄で人気の「沖縄ちゃんぽん」とは。

はいさ~い♪この記事では、沖縄ちゃんぽんのレシピと作り方を紹介します。
「ちゃんぽん」と言えば、沖縄県外に住む皆さまは真っ先に長崎ちゃんぽんを思い浮かべると思いますが、沖縄県民にとっては沖縄ちゃんぽんのほうが馴染みがあります。
沖縄ちゃんぽんは麺料理ではなくご飯もので、
豚肉やスパムなどのお肉と、キャベツ、もやし、人参、ニラ、玉ねぎなどのお野菜をフライパンで炒めて卵でとじ、
それをアツアツのごはんに乗っけた、言わば「肉野菜炒めの卵とじ丼」のような料理です。
また、お好みで食べる直前にウスターソースをかける事もあり、Hotto Mottoの沖縄ちゃんぽん(沖縄限定メニュー)には、ちゃんとソースが添付されていました! (Hotto Mottoさんやりおる!)
沖縄ちゃんぽんは、いつでも手に入る材料で作る事ができて健康的でおいしいので、沖縄では家でもよく作るし街の食堂でも人気があるメニューのひとつです。
「ちゃんぽん」という言葉はおそらく「ちゃんぷるー」と同じようにいろいろ混ぜた物というような意味があると思いますが(名前の由来は諸説あります)、
僕は「いろいろ混ぜた」というのは単なる材料の話だけではないような気がしています。
どういう事かというと、
まず肉野菜炒めがもともと中華料理だし、
そこにアメリカのスパムが入り、
それを「卵でとじてごはんに乗せる」という日本的な要素もあり、
しかもそこにイギリス発祥のウスターソースをかけ、
食べる時はカレーのようにスプーンで食べると決まっているのです。
沖縄ちゃんぽんというのは一体どこの国の料理なのかw
その語感からは想像できないグローバルな料理なのです!
※ちなみにチャンプルーはインドネシア語の「チャンプール」に由来していると言われていますwww
そして、先ほど沖縄ちゃんぽんは“肉野菜炒めの卵とじ丼のようなもの”と書きましたが、
丼といっても沖縄ちゃんぽんが丼ぶりに盛りつけられるような事は決してなく、
タコライスのように平たい皿にごはんを平たく盛り、その上に具を乗せてあちこーこー(熱々)のうちにスプーンを使ってハフハフとかき込むように食べます。
沖縄ちゃんぽんのレシピは、作り手やその日の冷蔵庫事情でも変わり、お店によっても違いがあるというラフな感じの料理です。
以下の材料の項目にだいたいの基本的な材料や分量は記載していますが、省いたり足したり自由に変えていいと思います。
そしておいしく作るポイントは、
1.野菜はスプーンですくいやすい大きさに切る事、
2.野菜を炒めすぎない事、
3.卵に火を通しすぎない事。
パリッと歯切れの良い野菜と、卵がとろっと半熟になれば完璧です!
ぜひお試しくださいね。
沖縄ちゃんぽんの材料(2人分)
- キャベツ・・・150g
- 人参・・・20g
- 玉ねぎ・・・1/2個
- 豚バラ肉(またはスパムなどのポークランチョンミート)・・・80g
- ごはん・・・400g(1人200g程度)
- 卵・・・3個
- サラダ油・・・大さじ1
合わせだれの材料
- 鰹だし(お水でも可)・・・50cc
- 塩・・・小さじ1/2、+調整分
- 醤油・・・小さじ1
- 昆布顆粒だし・・・2つまみ
沖縄ちゃんぽんの作り方
1.材料の下ごしらえをする。キャベツ(150g)は一口大にザクザク切り、人参(20g)は一口大のスライス、玉ねぎ(1/2個)は3mm幅にスライスし、ザルに入れてまとめて水洗いする。

2.豚バラ肉(80g)は食べやすい大きさに切り、卵(3個)はボウルに割り、軽く溶いておく。
3.合わせだれを作る。鰹だし(50cc)を量り、そこに塩(小さじ1/2)、醤油(小さじ1)、昆布顆粒だし(2つまみ)を混ぜ合わせておく。

4.ごはんを皿に平たく盛る。(1人分200g程度)

5.フライパンを中火で温めてサラダ油(大さじ1)を馴染ませ、豚バラ肉、野菜の順にを炒める。(完成までずっと中火でOKです)

6.食材に火が通ったら、合わせだれを流し入れて炒め合わせ、味を見て薄ければ塩を少し追加してください。(卵を入れるので、この時点では普通の野菜炒めより濃いめにしておくといいです)
7.卵を流し入れ、写真のように白身が白っぽくなってプクッと気泡ができたら火を止める。

8.ごはん乗せて完成です。

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