チキナーのレシピ。シマナー(からし菜)を塩漬けにする方法!

シマナー(からし菜)の塩漬け「チキナー」の作り方を紹介します。
さて、沖縄ではからし菜の事を「シマナー」と呼び、漢字で島菜と書きます。
関東では「からし菜」、関西では「高菜」として出回っているようですが、これを塩漬けにしたものを沖縄ではチキナーと呼び、チキナーとは「漬け菜」の沖縄方言です。
シマナーはアブラナ科の葉野菜でとても多くの品種があり、主に葉と茎は野菜として利用され、種子からは油とカラシがとれます。

1年中収穫することができて栄養価も高く、価格も安定してますよね◎
独特の苦みがあってとてもおいしい葉野菜ですが、沖縄ではチキナーを主に車麩と炒めて「フーチキナー」にしたり、島豆腐と炒めて「チキナーチャンプルー」にして食べます。
さて、そんなチキナーですが、作り方はとても簡単!
シマナー1袋(200g)に対して大さじ1杯の塩を揉み込むだけ。
これで冷蔵庫で1週間ほど日持ちする便利なチキナーの完成です。
シマナーの塩漬け「チキナー」の材料
- シマナー・・・200g
- 塩・・・大さじ1
チキナーの作り方
1.シマナー(1袋200g)はよく洗って水を切り、葉、茎、根に切り分ける。(根は捨ててください)

2.大きめのボウルに葉と茎を入れ、塩(大さじ1)を振り入れる。

3.写真のように、シマナーをぎゅーっと押しつぶすように塩もみする。(ムカつく上司を想像しながらやると効率が良い)

4.水分がたくさん出てくるので、両手でギュッ!と絞り、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保管する。

以上!たったこれだけです。
このチキナーはすぐに使う事もできるし、先ほども書いたようにこの状態で冷蔵庫に入れておけば1週間ほど保存が効くので時間に余裕があるときにやっておくと便利ですね◎
ただし、この状態では塩分が強いので、チキナーを使うときは水を張ったボウルの中で振り洗いして塩を落としてくださいね。
辛みが強い場合は軽く湯通ししてもよく、湯通しすることで色も鮮やかになります。
チキナーの食べ方は一般的に、炒め物などにすることが多いのですが、細かく刻んでおにぎりに混ぜ込んだり、また、海苔の代わりにおにぎりをぐるりと巻くような使い方もできます。


色鮮やかで見た目が良いし、なによりおいしい!!ぜひお試しくださいね♩
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